先日、「0か100か思考(白黒思考)」についてお話ししました。
ほかにも、あなたの認知をゆがませる考え方(認知のしかた)というのはいくつかあります。
それを表にすると、こんな感じになります。
このような呼び方を出しても、何のことだかわかりにくいと思いますので、その意味と例を
こちらに書かせていただきます。
❶白黒思考(0か100か思考)
:ものごとを極端にとらえ、完璧でなければすべてダメだととらえる考え方。
例)99点のテストが返ってきた。1点足りなかったからこのテストはできなかったと思ってしまう。
❷過剰な一般化
:一度失敗してしまうと、すべてがうまくいかないという考え方。
例)フィギュアスケートで、トリプルアクセルが本番でとべなかったから、もう自分のフィギュアスケート人生はうまくいかないと思ってしまう。
❸マイナス化思考
:良い出来事を無視して、悪い出来事ばかりに焦点を当ててしまう考え方。
例)人生を振り返って、高校時代は楽しかったのに、小中学校の時の黒歴史にばかり目がいってしまい、自分の人生は暗いと思ってしまう。
❹結論の飛躍(ひやく)
:根拠のない結論に飛びついて、最悪の結果を予測する考え方。
例)朝、たまたまカラスの糞が頭に落ちてきたので、今日は1日悪いことがたくさん起こるだろうと予測してしまう。
❺感情的決めつけ
:事実と感情をゴチャゴチャにして、自分が「感じていること」が「事実である」と信じてしまう考え方。
例)上司が怒っているような表情をしていた。私に対して怒っているかどうか確かめてもいないのに、「自分が怒られ、嫌われている」と感じてしまったことが「事実」だと信じてしまっている。
❻個人化
:自分に関係のない出来事を、自分のせいだと考えてしまうこと。
例)友人が風邪をひいたのは、自分のせいだと考えてしまう。
(実際は友人が寝相が悪く、冷房に当たり過ぎて風邪をひいてしまったのだとしても)
ほかにも認知のゆがみについては、いろいろあります。
代表的なものを6つ挙げました。
いかがでしたか?あなたに当てはまるものは、ありましたか?
実は、前に作った「認知のゆがみ」についての動画があるので、
こちらに載せたいと思います。
初期のころに作った動画なので、流れが速すぎるかもしれません。
遅回しで見ていただいたらちょうど良いかもしれません(0.75倍速くらい?)
認知のゆがみやクセというのは、とらわれている間はなかなか自分では気づけないかもしれません。
もしも以上のとらえ方で自分の人生、生きづらいなぁと感じるならば、ぜひ下記の無料60分オンラインカウンセリングにお申込みください。
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